位相拡散フーリエ変換映像法を利用した等間隔信号間引きを基本とするMR圧縮センシング

八坂 俊吾  伊藤 聡志  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J101-D   No.1   pp.27-35
発行日: 2018/01/01
Online ISSN: 1881-0225
論文種別: 特集論文 (医用画像論文特集)
専門分野: 圧縮センシング
キーワード: 
圧縮センシング,  スパース性,  位相拡散,  MRI,  

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あらまし: 
圧縮センシングのMRI応用では,再生像の画質が信号の収集軌道のランダム性や収集密度に依存し,安定した画質を得ることに課題がある.本研究では再生像の画質安定化と実用性を高める一手法として,撮像法に位相拡散フーリエ変換映像法を使用し,等間隔間引きを基本として収集された信号から画像再生を行う方法について検討を行った.その結果,最適な位相拡散係数は,被写体が実関数であるとの拘束条件が使用できる場合は信号収集比に依存し,使用できない場合は信号収集比に依存しない傾向が示された.再生像の信号対雑音比はフーリエ変換映像法に圧縮センシングを応用する場合よりも高い値が得られ,位相拡散フーリエ変換映像法を使用しランダム収集を行った場合と同等の値が得られた.