中古自動車車体部品のキズとヘコミの自動検査システム開発

盧 存偉  辻野 和広  
(システム開発論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J101-D   No.1   pp.124-134
発行日: 2018/01/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2017SKP0037
論文種別: 特集論文 (システム開発論文特集)
専門分野: 画像認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
中古自動車,  車体部品,  品質検査,  キズとヘコミ,  画像計測,  

本文: PDF(1.9MB)
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あらまし: 
中古自動車車体部品をリユースする前に,全国統一の基準に従って検査し,表面のキズやヘコミなどの欠陥を検出する必要がある.しかし,鏡面反射などの原因により,車体部品の欠陥の自動検査が困難であり,熟練工の目視による検査がほとんどである.これら問題の解決のため,著者らは鏡面反射の影響を軽減できる線状LEDランプ間接照明パターン光投影手法と,微小なヘコミを検出できる多重位相差画像解析手法を提案した.本研究では,提案手法を工場現場で実用化する際に遭遇した現実問題を解決するために,更にパターン光平均画像を用いたリング状フィルタ処理によるキズ検出手法と,多重位相差画像を用いた分散-強度勾配処理によるヘコミ検出手法を提案し,二次元画像計測と三次元画像計測技術を融合した中古自動車車体部品のキズとヘコミの自動検査システムを開発する.