FDTD単位格子の離散化グリーン関数とダイアコプティックスを用いた周期構造解析への応用

柴田 随道  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J101-C   No.5   pp.201-209
公開日: 2018/04/11
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
論文種別: 特集論文 (エレクトロニクス分野におけるシミュレーション技術の進展論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
有限差分時間領域法,  回路分割,  離散化グリーン関数,  周期構造,  

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あらまし: 
Maxwell方程式を時間領域で解くFDTD法は,光波回路やマイクロ波回路の大規模な問題に対する汎用的な数値解析法として広く利用されている.一方,大規模回路の効率的解法として,回路全体を分割して解くダイアコプティックスが知られており,計算機のメニーコア化に伴う計算効率向上の方策の一つとしてFDTD法への応用が期待できる.しかしながら,現時点では回路全体の分割事例は粗いものに止まっている.そこで本論文では,より細かな,自由度の高い分割を可能とすることを目的としてFDTD法の時間ステップ更新式の基本となる2次元単位格子自体の離散化グリーン関数の計算法を導出する.また,その応用事例として2次元周期構造の解析結果を示す.