広い周波数範囲で適用可能な不均一サンプリングに基づく周波数推定法

原 嘉孝  平 明徳  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J101-B   No.6   pp.475-485
発行日: 2018/06/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2017JBP3058
論文種別: 論文
専門分野: 無線通信技術
キーワード: 
周波数推定,  周波数範囲,  不均一サンプリング,  不確定性,  

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あらまし: 
無線通信では,受信信号のキャリア周波数を広い周波数範囲の中から精度よく推定することが重要となる.本論文では,不等間隔の時間T1, T2 (T1<T2)で生じる信号の位相差を測定し,短時間T1での位相回転が1回転以上となる周波数を含めて扱うことで,従来法よりも広い周波数範囲で周波数を推定できる方法を提案する.性能評価の結果,従来法では周波数を推定できる周波数範囲が狭くなる時間T1, T2の設定であっても,提案法では広い周波数範囲で周波数を推定できることが明らかとなった.また,広い周波数範囲を得るために,従来法ではSNR (Signal-to-Noise Power Ratio)に応じて時間T1, T2の設定を変更する必要があるが,提案法ではSNRにかかわらず特定の時間T1, T2の設定を用いて広い周波数範囲を得られることが明らかとなった.