5G研究のためのIoTトラヒックモデル

新熊 亮一  岩井 孝法  里田 浩三  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J101-B   No.5   pp.310-319
発行日: 2018/05/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2017MOR0001
論文種別: サーベイ論文 (IoT/5Gの進展を担うモバイルネットワークとアプリケーション論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
IoT,  トラヒックモデル,  集約型モデル,  ソースモデル,  5G,  

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あらまし: 
元来,携帯電話網やインターネットは,人と人との間のコミュニケーション,すなわちH2H (Human-to-Human)の通信に用いられてきた.しかしながら,昨今の産業界において,運輸,交通,医療,防犯,防災,環境など多岐にわたって,物と物との間で情報提供や情報共有を行う新しい概念であるIoT (Internet of Things)が推進されている.IoTについて,通信アーキテクチャや通信プロトコルの標準化や,通信制御方式の研究が多数行われている.しかしながら,IoTの標準的なトラヒックのモデルはまだ確立されていない.研究者らが方式の有効性を公平に比較するためには,標準的なトラヒックモデルが必須である.そこで,本論文では,5Gに関する研究を推進するため,既存のIoTのトラヒックモデルを調査し論じる.なお,IoTに関する既存のサーベイ論文は多数あるが,トラヒックモデルについて本論文のように網羅的かつ体系的にまとめたものはない.