タップドインダクタ降圧形コンバータの基本特性

西嶋 仁浩  林 旻  富岡 聡  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J101-B   No.1   pp.41-50
発行日: 2018/01/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2017JBP3040
論文種別: 論文
専門分野: 電子通信エネルギー
キーワード: 
タップドインダクタ,  アクティブクランプ,  降圧形コンバータ,  POL,  高降圧比,  48 V,  

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あらまし: 
筆者達が提案しているタップドインダクタ降圧形コンバータについて,回路の動作説明や定常解析,試作機による評価を行うことで,従来方式に対する優位性を評価したので報告する.本方式は,アクティブクランプ用のコンデンサがタップドインダクタの1次巻線と直列に接続されているのが特徴である.これにより,従来のタップドインダクタコンバータが昇降圧形コンバータに似た回路動作となるのに対し,提案方式は降圧形コンバータと似た回路動作となる.これにより,従来方式に比べ,(1)降圧比が大きくとれる,(2)タップドインダクタのコアサイズが小さくなる,(3)メインスイッチが短絡故障したとしても,負荷電圧が過電圧保護される,等の利点が生まれる.また,スイッチ素子の駆動も容易であり,ハイサイドスイッチの駆動に一般的な駆動用ICが利用できる.