iKaaS―プライバシーに配慮したIoTプラットホーム―

内林 俊洋  門間 陽樹  新城 龍成  久保 孝嘉  橋 祐一  加藤 尚徳  披田野 清良  菅沼 拓夫  樋地 正浩  橋本 和夫  清本 晋作  
(システム開発・ソフトウェア開発論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J101-B   No.1   pp.3-15
発行日: 2018/01/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2017IAI0001
論文種別: 招待論文 (ネットワーク社会に向けたインターネットアーキテクチャ論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
IoT,  プライバシー,  Knowledge as a Service,  クラウドコンピューティング,  

本文: FreePDF(2.4MB)


あらまし: 
IoTデバイスからクラウド上にデータを収集し,保管,利用する組織の枠を越えて,組織間でデータを相互に利用することができれば,新たな知見の発見の可能性が高まる.IoTデバイスから収集したデータはプライバシー情報を含むことが大部分であり,データオーナーや国の規制により定められる利用許諾条件の遵守はプライバシーに配慮したデータの利用を行う上で不可欠である.このような環境を実現するため,我々は,プライバシーに配慮したIoT向け情報集約基盤であるintelligent Knowledge-as-a-Service(iKaaS)プラットホームの研究開発を行っている.iKaaSプラットホームは,アプリケーションがデータを取得するときに,各データの利用許諾条件をチェックし,条件を満たすデータのみをアプリケーションに返すことでデータの適正利用を実現する.これにより,アプリケーション開発者は,データの利用許諾条件を意識することなく,これまでと同様にアプリケーションの開発ができる.