光周波数スーパーチャネルにおけるサブチャネル間非線形干渉とフィルタリング歪特性

中川 拓哉  神野 正彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J101-B   No.12   pp.1026-1035
発行日: 2018/12/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2018PHP0003
論文種別: 特集論文 (ポスト2020年に向けたフォトニックネットワーク論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
エラスティック光ネットワーク,  スーパーチャネル,  非線形光学効果,  ROADM,  周波数狭窄化,  

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あらまし: 
エラスティック光ネットワークにおいては,シンボルレート程度まで帯域制限された複数のサブチャネルを光周波数上に近接配置した光周波数スーパーチャネルが,ROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)によって光領域において経路切り替えされながら伝送される.光周波数スーパーチャネル内の各サブチャネルは互いに相互位相変調による非線形干渉を与え合うとともに,ROADMの経路切り替えにおける矩形ではない光フィルタ特性により,スペクトル歪を被る.本論文では,光周波数スーパーチャネルがROADMにより経路切り替えされながら光ファイバリンクを伝送される際に,各サブチャネルが被る非線形歪とフィルタリング歪がビット誤り率に与える影響を計算機シミュレーションにより明らかにする.更に,各サブチャネルの入力光パワーとロールオフ係数を最適化して,各サブチャネルの伝送品質を均一化することにより,スーパーチャネルの伝送品質を向上可能であることを示す.