Highly Structured自己診断可能システムのロバストな診断法

朱雀 保正  吉田 清明  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J101-A   No.9   pp.236-245
発行日: 2018/09/01
Online ISSN: 1881-0195
DOI: 
論文種別: 論文
専門分野: グラフとネットワーク
キーワード: 
診断アルゴリズム,  ロバスト,  自己診断可能システム,  highly structuredシステム,  2部グラフ,  

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あらまし: 
Highly Structured自己診断可能システムは実用に適したさまざまな特徴をもつが,正しい診断を保証する故障ユニットの数には上限がある.実用に際してはこの上限を超える故障が発生しうるが,このような場合にも診断精度が大きく劣化しないことが望まれる.しかし,故障が上限を超えた場合の診断精度に関する検討は,これまでなされていないようである.本論文は,従来の診断アルゴリズムに変更を加えることで,上限を超える故障に耐性のあるロバストなHS自己診断可能システムを実現するもので,故障の発生が等確率の場合を例にその有効性を示す.また,本診断アルゴリズムの性能を最大限に引き出すロバスト性の高いシステムが,正則2部グラフ構造を用いて構成できることを示し,そのようなシステムの構成法を述べる.