注入同期型E級発振器のロックレンジを最大化する入力波形の設計と実験検証

矢部 洋司  欧陽 有界  中川 正基  宇都宮 健介  永島 和治  関屋 大雄  田中 久陽  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J101-A   No.10   pp.250-259
発行日: 2018/10/01
Online ISSN: 1881-0195
DOI: 
論文種別: 論文
専門分野: 非線形問題
キーワード: 
注入同期,  最適化問題,  E級発振器,  位相縮約,  位相感受関数,  

本文: PDF(1.6MB)
>>論文を購入


あらまし: 
注入同期とは,自励発振器に周期的外部信号を強制注入すると発振器が外部信号の周波数に同期する基本的な物理現象である.この注入同期は発振器の周波数安定性を向上し,長い歴史と様々な応用をもつ.ここでは最近得られた最適化理論[1],[2]を用い,E級発振器の引き込み周波数帯(ロックレンジ)を最大化する外部信号の波形を,様々な制約条件のもとで設計する.この波形は,数値シミュレーション並びに実機実験により最適であることが検証され,電子回路の発振器において,ロックレンジの最大化が可能であることが,理論,数値シミュレーション,回路実験により,初めて実証される.